IESのアプローチ

近年の急速なグローバル化の波は教育の分野にも波及しています。政府の掲げるスーパーグローバル大学創成支援授業を筆頭に、多くの大学において、グローバル化に向けた多種多様な取り組みが展開されています。例えば、国際社会で幅広く活躍できる学生の育成、海外留学や語学プログラムの整備や拡充、職員の語学力の養成など、これまでとは違い、多方面での改革が進み、同時に必要とされる研修内容も多岐にわたっています。IESではこれまで教育専門機関として築いてきたノウハウを活かし、各大学のニーズを細かくヒアリングし、様々なグローバル化に伴う課題や問題を解決し、実践的かつ満足度の高い研修プログラムをオーダーメイドにて開発、提供しています。

プログラムの主な特徴:

■学生向け

・留学先でのディスカッションや発表、他の留学生との打ち合わせやレポートの作成など、留学先で必要とされる英語スキルを渡航前に学習する実践的な準備研修です。

・留学帰国後、就職に向けたキャリアップやスキルアップといった面を考慮に入れ、ファシリテーション、プレゼンテーションやビジネスミーティングといった内容を実施しています。

・​国際寮内で起きる異文化間でのミスコミュニケーションを防ぎ、コミュニケーション力向上を目的として、異文化コミュニケーション、アサーティブコミュニケーション、英語コーチングやリーダーシップといった英語学習ではなく、英語で学ぶコミュニケーションプログラムを実施しています。

■大学職員対象

​​・職員を対象に留学生や外国人教員との英語での窓口業務のやり取りを、自信をもってスムーズに出来ることを目的として実施しています。大学職員ならではの相手に応じた表現の使い分けや丁寧表現の指導を中心に実施しています。

・職員を対象に英文Eメールラインティングをレベル別に実施しています。初級者には英文メールのマナーやルールを中心に使える表現を指導、中級/上級者には相手に応じた丁寧表現やニュアンスやEメールの構成を指導しています。一般的なテキストベースの指導ではなく、実際の業務メールを活用した実践的な内容で実施しています。

・新入社員向けのマインドセット研修として、1日~2日の集中型の研修を実施しています。基本的な窓口表現の学習から、ネイティブ講師との大学職員向けのオリジナルシナリオを用いたロールプレイを実施しています。また研修後の学習方法も指導し、自律した学習を研修後に出来るように指導しています。