IESのアプローチ

IESは、小学校をはじめ、学校現場での長年のALTプログラムの実施経験から独自の小・中学校ALTプログラム指導用マニュアルやレッスンカリキュラムを開発しています。また、文部科学省の英語教育指導の方針や計画に沿ってレッスンカリキュラムや教材・資料の研究開発も進めています。さらに国内でのイングリッシュサマーキャンプ、小・中学校教師向け指導者研修会や海外研修の企画・実施、米国の小・中学校との相互交流事業や海外ホームステイプログラムの提案・実施等ALTプログラムの質の向上をはかり学校教育の総合的な国際化を推進しています。

小学校・中学校・高等学校:

■小学校英語活動

小学校での英語活動では、文法学習など言語学習でなく、「英語」という一外国語を通して新しい文化に慣れ親しみ「コミュニケーション力」を育成することが ねらいです。IES では20 年近くの小学校での英語活動や国際理解教室などの経験から、小学校での5年生・6年生のカリキュラムをはじめ、各学年ごとの目的に合致したレッスンカリキュラムを開発・作成しています。

■中学校英語教育

IESでは、中学校1年生~3年生の各学年別に、文部科学省の英語指導要網に沿った詳細かつ指導目標を完全に網羅した「ティームティーチングカリキュラム」及び、これに付随したワークシートを収めた「アクティビティ集」を用意しています。

本カリキュラムは、中学校英語の主要な教科書:「New Horizon」、「Sunshine」と「New Crown」に完全に準拠し、教科書内容に合わせて使いやすく構成されています。

最初のアクティビティから最後まで順序立てて全体をシステマチックにカバーすることもできますし、必要に応じて特定のアクティビティだけを取り上げスポット的に活用することもできるよう編成されています。

■高等学校英語教育

IESの高校担当ALTは日本人教諭と協力しながら、アシスタントとして、円滑に授業を行うため、高校英語の教育現場をよく理解し、経験豊富なネイティブ教師です。また学習指導要綱に基づき、それぞれの学年に対してどのような英語力が求められているかを熟知しています。実際の現場では、授業前に十分に打ち合わせ時間が取れない場合もあります。こうした状況においても、日本人教諭をサポートし、ご要望や意向を取り入れながら、臨機応変に授業できる能力を持ち合わせています。

ALT講師・管理運営体制

■ALTの採用基準

IESのALTは全員英語を母国語とする大卒以上のアメリカ人、カナダ人、イギリス人、オーストラリア人等のネイティブスピーカーです。全員が法務省入国管理局で英語講師として活動するのに必要な就労許可を得ています(採用は国内、海外両方で行います)。これらの講師の中から次の条件を備えた人財にALTとしてのトレーニングを実施の上、担当校に配属します。

ALTの基本条件

  1. 明るく、分け隔てなく、友好的に人と接することの出来る者。
  2. 子供が好きで、教育に対する熱意を持っている者。
  3. 物事を冷静に判断し、かつ論理的に説明できる者。
  4. 探求心があり、常に新しいものを取り入れる姿勢を持っている者。 (現場の先生方の希望にフレキシブルに対応できる者。)
  5. 協調性に富み、忍耐強く、積極的に順応できる者。
  6. 社会人としての責任感、目的達成意欲がある者。
  7. 異文化コミュニケーション及び日本文化に興味をもっている者。
  8. 日本の風習、学校の規則を理解し、ルールを守ることのできる者。

■ALT の管理体制

コーディネーターの役割

IESでは、コーディネーションセンターを設置し、学校担当の専任のコーディネーターを各学校窓口として配置しています。各コーディネーターは、ALT 業務の運営を円滑に進めるために、学校とのスケジュル調整、ALT のスケジュール管理、学校訪問、現場の先生方からのご意見・ご要望を伺います。

IESのALT関連担当部門名主な役割
・研修企画開発部門:ALT業務の管理、改善、問題解決、教育委員会との窓口
・コーディネーション部門:学校との窓口、日々のALT業務管理・サポート、問題解決、
・教務担当部門:ALTへの教育、資質の向上と改善、カリキュラムの整備
・講師管理部門ALTの労務管理、保険、住居、生活面でのサポート、 法務関係
・講師採用部門ALTの採用

シニアインストラクター巡回システム

実際にALT業務が開始されると、様々な問題も発生することが予測されます。  IESでは、担当コーディネーターとは別に、ALT業務の質的向上の観点から、経験豊富な日本人やネイティブのシニアインストラクターが必要に応じて各学校現場を訪問しています。この巡回システムを通して、

(1) 実際にALTが現場でどのような授業を行っているのか
(2) 生徒、日本人教諭の方々とうまくコミュニケーションできているか
(3) 現場の先生方の意見を早期に把握し、ALT事業の質の向上、 問題発生を未然に防ぐための対応策を提案
等々きめ細かいフォローアップ体制をとっています。

ALTプログラムやカリキュラムの研究開発

IESでは、20年にわたる経験から学校現場で起こる日々の問題点や改善点などの貴重な情報をもとに、独自の各種マニュアル類やカリキュラム案・レッスンプラン等を開発し、また適時改訂を進めています。

(主なマニュアル類の例)
1. ALTのための基本オリエンテーションマニュアル
2. 小学校英語活動のレッスンプランアクティビティ集、教材指導マニュアルなど
3. 中学校英語教育課程に準拠したレッスンプラン、アクティビティ集、教材指導マニュアルなど
4. 小学校教員向け研修会カリキュラム及びマニュアル
5. 中学校英語科教員向け研修会カリキュラム及びマニュアル
6. その他、海外ホームステイやサマーキャンプに関するモデルスケジュール及びマニュアル類など